こんな考えや思いを持っています
 

あふれんばかりの“日の丸”と「がんばれ」のかけ声!そして「ひとつになろう」のスローガン!節電、節約、自粛が喧しく響き、また億単位の個人による義援金が日々伝えられたり、街に出れば至る所で募金箱に出合う、ターミナルの高校生の一団からコンビニのカウンターまで…

自然のパワーのまえではなんともささやかなエネルギーなのでしょうが、着実に「立ち上がれる人」には大きな支えとなり、日一日と日常が戻ってくる事と思います。
しかし私達は知っています、災害は平等に被るが、被害は平等ではないことを、この格差は日一日と残酷に広がっていくことを。

がんばれない人、ひとつになれない人、つなごうにも自分以外の手を失ってしまった人、生き延びた事を後悔する人、時が経つにつれその影は復興とは反比例し深く濃く潜行し見えなくなっていくことを。
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